修正申告

過少申告加算税の論点を全整理・解説

 税理士・会計事務所職員にとって、実務上絶対に理解しておかなければならない「加算税」ですが、その法律要件(国税通則法)・事務運営指針(通達)、そしてその解釈、さらには実務的な対応については理解されていないことが多く、また深く学んでみると意外にその判断は難しいことがわかります。  本稿ではシリーズ(連載)で、「過少申告加算税」について体系的かつ網羅的に解説します(なお、本連載ではわかりやすさを重視し […]

過少申告加算税の論点を全整理・解説

 税理士・会計事務所職員にとって、実務上絶対に理解しておかなければならない「加算税」ですが、その法律要件(国税通則法)・事務運営指針(通達)、そしてその解釈、さらには実務的な対応については理解されていないことが多く、また深く学んでみると意外にその判断は難しいことがわかります。  本稿ではシリーズ(連載)で、「過少申告加算税」について体系的かつ網羅的に解説します(なお、本連載ではわかりやすさを重視し […]

修正申告なら3年分だが更正なら5年分は許されるのか?

 税務調査は最終的に「落としどころ」「交渉」なのは理解できますが、調査官の中には明らかに納税者不利な提示をしてくる担当者もいます。  本稿では、税務調査の終盤でよくある、修正申告と更正の年分相違について解説します。 調査官は修正申告に誘導する  税務調査において、調査官が修正申告に誘導するために言う 「修正申告なら3年分でいいですが、更正となる5年になりますが、それでもいいですか?」 という内容は […]

税務調査前の自主修正申告は何年分提出すればいいのか?

税務調査の事前通知が入ってから、申告した内容の見直し、また顧問先へのヒアリングを行った結果、明らかな漏れや不正が発覚した場合に、調査前に修正申告を自主的に提出することになるわけですが、その際に「何年分を提出すべきか」わからない方が多いようです。 このようなケースにおける、原則的な考え方とリスクについてまとめて解説したいと思います。 自主修正申告の原則的な考え方

税務調査前の修正申告に重加算税は課されるのか?

 税務調査の事前通知(調査通知)後に申告内容等を見直した上で、誤り等があった場合に事前に修正申告をすることで、過少申告加算税が減免されることになるわけですが、それでは当初申告において「仮装・隠ぺい」があった場合、その修正申告によって重加算税はどうなるのでしょうか。  本稿では、税務調査前の修正申告を提出することと、重加算税の関係について解説します。 税務調査前の修正申告と加算税~税制改正  税務調 […]