税務調査において否認根拠を考える順番

否認指摘

 税務調査においては、調査官から否認指摘は受けるものの、その根拠が明確に提示されないことがあります。
 税務調査においては、「三段論法」とも言うべき考え方が重要で、これは国税側が使用している「争点整理表」にも反映されています。
 本稿では、税務調査において否認指摘を受けた場合に、どこに論点があるのか、その考える順番について解説します。

国税内における「争点整理表」の内容を知る

 あまり知られていないのですが、税務調査手続きについて国税通則法が改正されてから、国税内では「争点整理表」が作られています。

 

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